2024年5/5昼席「新開地喜楽館」(ゴールデンウィーク特別公演)
ようやくこの日がやってきました!!笑福亭鶴瓶の落語を観る事が。ずっとずっと観たかったんですが、最初に観るのはホールでの独演会ではなく寄席でずっと観たかったので。狙い目はこのゴールデンウィークだったのでようやく観る事ができます!!
笑福亭喬龍「時うどん」
桂りょうば「桃太郎」
桂吉坊「胴切り」
ラッキー舞「太神楽」
笑福亭松喬「月に群雲」
ーー仲入りーー
笑福亭たま「夏の医者」
桂佐ん吉「稽古屋」
笑福亭鶴瓶「厩火事」
最初に登場してきたのは笑福亭喬龍。枕は"上方落語界の羽生結弦"と言われていると言った後に、寄席終了後にお客さんに「羽生結弦と言われているから滑るのが上手いのね」という所は非常に面白いなと。噺は「時うどん」だったんですが、後半一気に笑いをさらっていったなと。

2番目に登場してきたのは桂りょうば。枕はとにかくお客さんに笑って欲しいという様な事を言っていたかな?その後に「桃太郎」の噺が始まったんですが、なかなか寝付けない息子に対してお父さんが童話「桃太郎」を読んで寝かしつけるという噺なんですが、昭和と令和の対比ですか?これが非常に面白かったし、特に桃太郎ってこういう意味で話が作られていたんだ!!という勉強にもなりました。

3番目に登場してきたのは桂吉坊。枕は昨日は池袋演芸場に出演して、今日は喜楽館で落語をした後に繁昌亭で落語をすると言った後に、東京のお客さんに明日喜楽館と繁昌亭に行くという事を伝えると「観に行かれるんですか?」と。その後に新しい包丁を見ると試し切りしたいのと同じで、新しい刀を見ると人を試し切りで切ってしまいたいと言った後に噺は「胴切り」だったんですが、侍に切られてしまった男が上半身と下半身に分かれて生活するという噺なんですが、私には難解すぎて頭がついていかなかった・・・。

4番目に登場したのは色物のラッキー舞。前回観た時も凄いな!!と思ったんですが、包丁を口に咥えての皿回しは凄いなと。

5番目に登場してきたのは笑福亭松喬。枕は先ほどのラッキー舞の芸を称賛した後に、包丁を口で咥えて皿を廻す芸はNHKではNGだと言った後に、25年連続で加古川にある刑務所に慰問しているという話を。「どうして私だけ毎年呼ばれるんですか?」という質問に対して「受刑者の方々から他人だと思えない」と言われた後に、慰問のラストに「私はあなた達から木戸銭を頂いていない。ただもし私に感謝の気持ちがあるなら逢いに来てください。ただその時、加古川刑務所からやってきましたとは言いにくいだろうから合言葉を作りましょう。"加古川リバーサイドホテル"からやってきましたと」と言ったら、本当に2人やってきてくれたそうで。その内の1人は繁昌亭の帰りのお見送りの時に来てくれたそうで。「リバーサイドホテルから来ました」と言った時は"わしは井上陽水か?"と思ったそうで。奥さんとも復縁したという事を言った後に、繁昌亭の近くにある喫茶店でケーキを奢らせてくれと言ったんですが、断られたそうです。理由は「またケーキ(刑期)に入るのは・・・。」で大爆笑。噺は「月に群雲」だったんですが、やくざな2人が元やくざが営んでいる質屋に盗んだものを売るという噺なんですが、所作が非常に面白いし話術だけで笑いをかっさらっていく!!あと登場人物の話し方とでも言うんでしょうか?非常にナチュラルだという所も印象に残りました。

仲入り後登場してきたのは笑福亭たま。枕は笑うと活性酸素が活発になって健康に良いという話から医者の小噺を3つやったんですが、1本目のブラックな小噺は結構好きでした。この後に「夏の医者」という噺をやったんですが、父親が病気になって医者を連れてくるんですが、途中で大蛇と出会い飲み込まれてそこから脱出するんですが、そこから非常に下品な展開だったなと。面白かった事は面白かったんですが。

7番目に登場してきたのは桂佐ん吉。枕は自分の師匠は桂吉朝だと言った後にTBSの方からDVDが出ていると言ったんですが、なかなかの値段だなと。この後に師匠は優しいけど稽古になると非常に厳しいと。師匠がやった通りの事をやらないといけないんだけど、それが出来ないと扇子が飛んでくると。それを避けると次々と飛んでくるのでボクシングの稽古みたいになると言った後に、介護レクリエーション2級の資格を取ったという事を言った後に実際に実演したんですが、最後の奴はとても難しい・・・。この後に「稽古屋」という噺になるんですが、我流の踊りをする男性に対して、これではダメだと思ったその踊りを見た男性は、舞踊の先生を紹介するんですが。はめものに合わせて踊る桂佐ん吉の姿が艶やかでした。

大トリは"待ってました!!"の笑福亭鶴瓶だったんですが、なんか声がハスキーというか枯れている・・・。どうやら繁昌亭で落語をやった後に喜楽館にやってきたそうで。この後はMBSラジオ「ヤングタウン」の生放送もあるそうで。声が枯れた原因は映画「ミニオン」のアテレコ中に大声を出しすぎたそうで・・・。この後に映画「あまろっく」の宣伝と今撮っている映画は原田知世と夫婦役をやると言った後に、今年で結婚50周年だそうなんですが、奥さんは花に対して興味があるそうなんですが、笑福亭鶴瓶はまったくないそうで。藤の名所に行った時もまったく興味がなくつらかったと言った後に、うちの嫁さんはとてもきっちりとしているという事を言った枕の後に「厩火事」の噺になるんですが、話を聞いている限りでは"最初、創作落語なのかな?"と思っていたら、お金の単位の所で"明治時代の頃かな?"と思ったんですが、声がハスキーというか枯れていて、コンディションが万全じゃないからか、噺に入る事が出来なかった・・・。

お目当てだった笑福亭鶴瓶だったんですが、これは"もう一丁かな?"と。まぁ、タレントとして超一流だし芸能界の最前線で各種メディアに出突っ張りなので仕方がない部分は大いにありますが。その分、笑福亭松喬で存分に楽しめたかな?と。それにしても過去2回観た記憶があるんですが、こんなに面白かったっけ?とも。あと特別公演だったからなのか、全体的に笑いが起きていたなと。次も喜楽館の昼席で色物と勢いに乗っている女流落語家さんを観に足を運ぶ予定なんですが、その昼席を楽しんだ後状況次第では繁昌亭の夜席にも行こうかな?なんて考えていたりする訳なんですが。

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