2024年3/5夜席「新開地喜楽館」(小春志節!)
とうとう独演会の方に足を運ぶ事になりました!!落語の独演会を初めて観るのは立川小春志です。立川小春志はあの立川談志が創設した落語立川流の落語家さんなんですが、どうして足を運んだのか!?まず立川小春志は女流の落語家さんなんですが、落語立川流の女流の落語家さんで真打になったのは確かこれが初めてだった様な?そして立川小春志の師匠は昇進に対して非常に厳しい判定基準を持っているらしい立川談春なので、その厳しい審査をくぐり抜けて真打になったので、どんな落語をするのだろう!?と。そしておそらく滅多に上方の方では落語をやらないんだろうな?という動物的カン(爆)が働いたので。
それにしても初めての独演会が落語立川流なんですが、実は初めて落語をライブで聞いたのも落語立川流なんですよね。なんという縁!!というか運命なんだろうか。

そして立川小春志が登場した訳なんですが、喜楽館での独演会は1年ぶりだそうで。その時は東京での真打興行のチケットを無理矢理買わせていたと言った後に、実は1ヶ月前に師匠の立川談春森ノ宮ピロティホールで独演会を行ったそうで、そこで開口0番をやったそうです。この時"真打でもそういうのやるんだ!!"と思ったんですが、真打でも直弟子だもんなとすぐに思い直したんですが。この後、タクシーで「新大阪駅」に向かう時にライトアップされた大阪城に見とれてしまったみたいなんですが、タクシーの運転手いわくあまり見る価値がないと。そして大阪城の近くにあるホテルから夜武士が出てくるという物騒な話が。この後に落語立川流は"落語界の北朝鮮"という発言をした後に、真打になってからは他の落語界の興行に呼ばれる様になったと。しかもトリでやらしてもらえるんだけど、それまでの落語家の噺が時間をこぼしてしまってトリの時間が8分くらいの時があると言った後に、こないだも蝶花楼桃花一龍齋貞鏡との合同真打興行をやったんですが、この日もその前の出番のお二方が時間をこぼしてしまって持ち時間が少なくなってしまったと言った後に、これからやる噺は蝶花楼桃花が「教えてほしい」という噺をやるそうなんですが、舞台袖で観て自分に合うかどうか判断して欲しいと言った後に、「小町」という噺をやったんですが、四天王の所で"志の輔・志らく・談春"あと1人言ったら揉めてしまうという所は面白く、オチがちょっと下品だなと思ったらその後の解説でもご本人もその様に言っていたんですが、ちょっと隣の人から聞こえてくる変な音に気を取られて噺の中に入れなかったのが残念でした・・・。

「小春」が終わった後、もう一席やる様で。枕は真打になって名前を変えた後、自身でやっている色々な会の名前を変更したと言った後に、真打になる時に自身の名前を色々と考えてサイトの姓名判断にかけていたそうです。で、屋号の後に""と続けるのは桂春団治一門がいるからやめたと言った後に、その生命判断のサイトで天格の部分で立川の""と""が凶だそうで、そこで"だからうちの一門は弟子がやめていくんだ"と思ったそうで、立川の後に""をつけるのはやめようと思ったそうです。で、色々と名前を考えているうちに師匠の立川談春から「"こはる"の後に"談志"の""をつけて"小春志"はどうだ!?」と言われて、"三文字は考えていなかった"と思い、師匠から言われたのでその名前にしたと言った後に怖いから姓名判断していないと言った後に、講談社に行った話を。講談社からの方から「群像」という雑誌で随筆を連載してみないか?というオファーが。随筆がなんなのか分からないので仲の良い落語家さんに聞いてみたら「落語の枕みたいなものですよ」と言われたので引き受けたそうなんですが。ただ椎名誠さんみたいに段々と仲間を売っていく感じがするのが怖いと言った後に、講談社の編集部を見学させてもらったそうなんですが思っていたのとは違うと言った後に「三方一両損」の噺が始まるんですが、長屋で財布を拾った男が落とした男に届けに行くんですが、落とした男は「懐から落ちたお金はそれは俺の金じゃない」と言ってそれを拒んだ所で喧嘩が始まり、仲裁に入った長屋の大家が「奉行所に訴えるから今日の所は帰って欲しい」と言われ、それに応じた財布を拾った男は事の顛末を自分が住んでいる大家に言ったら、その大家が何故か激怒してしまいその大家も奉行所に出る事に。で、たまたまその訴状を見た大岡越前守がその裁きをしたいという事で奉行所での裁きが始まるんですが、そのシーンでの立川小春志の所作が立川談志立川志らくが取り憑いている様に見えました。

仲入り後の枕では、立川談春さだまさしとは二つ目の頃からのお付き合いだそうで、よくさだまさしに着物の着付けをしていたそうなんですが、ある日の真打披露公演でさだまさしの着物の着付けをしていた時に「いつかこはるちゃん小春志の前名)の真打披露公演にも出席したいね」という事を思い出して、その事を立川談春に報告すると「あの人はめったにそんな事は言わない人なんだ」と怒られたそうです。で、真打披露公演で各出演者に「(立川談春の弟子で)大変だったね〜」と言われたそうで。笑福亭鶴瓶には色んな事を暴露する様に言われたそうで。その後にさだまさしから「こはるちゃんは教われ損だね」と。今の時代に立川談春から教しえられたやり方で、これから来るであろうお弟子さんに対してそういう風に教えたらパワハラになるんじゃないかと。それに対して立川小春志は「私は論理的に攻めるからより大変かも」と言った後に、最後の噺は「蒟蒻問答」なんですが、上州安中でこんにゃく屋をやっている店主の所にやっかいになっている男がいるんですが、その男は働く意欲がないのでちょうど近くに住職のいない寺がいるので、こんにゃく屋の店主はその男を寺の住職にするんですが。ある日その寺を訪れた修行僧が住職に対して禅問答対決をやりたいという申し出を受けるんですが、やっかいものになっていた男は自分は住職ではなく使いパシリと言い、住職は一度寺を離れたら5年くらい帰ってこないと言ったんですが、その修行僧は住職が帰ってくるまで待つと言ったのであわてた男はこんにゃく屋の店主に相談した所、自分が住職のふりをして禅問答対決をすると。その禅問答対策として何を言われても答えないという風に言うんですが。それにしてもオチが非常に滑稽で面白かったなと。
この後にこの噺は家元(立川談志)が好きだと言った後に自分のこれからに対して三本締めを行った後に、8/6にあべのハルカスにあるSPECE9で独演会を行う告知をしてこの日の独演会は終了しました。

初めて立川小春志の落語を見たんですが、今まで観た女流の落語家さん達と比べて非常に中性的というか、男性の役をやっていても全然違和感がなかったなと。それにしても真打だから当たり前なのかもしれないんですが、長台詞をつらつらと詰まらずに言えるのは凄いなと。そしてですね、「三方一両損」の時のラストの方で立川談志、もしくは立川志らくが取り憑いている様に見えたのは気のせいなんですかね?それともこれは落語立川流の孫弟子さん達は降ろす事が出来る技なんでしょうか?
そして私自身もこの独演会に足を運んで"もっと落語の知識を広げないといけないのかな?"なんて思ってしまいました、独演会にまで足を運ぶなら。またいつの日か私自身も落語を聞くスキルアップを果たしてから立川小春志を観に行きたいなと。

<<Vol.93                  Vol.95>>
inserted by FC2 system